小石川かりんとう

east mattuのブログです

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ABC殺人事件

まだミステリー読み始めて間もない頃に(まだまだ読み込んでるともいえませんが)、とりあえず有名な本から読んでいこうと思って読んだのがアガサの「ABC殺人事件」です。

ポアロシリーズでは一番始めに読んだ本なんですが、結構異色作のようですね。

事件が1つの舞台ではなく、広範囲で起こるという点もそうですし。

ABCと名乗る謎の人物から、ポアロに挑戦的な殺人予告が届く所からこの話は始まりました。その予告通りに名前にAが付く人物がAの付く場所で殺され、Bの付く人物がBの付く場所で殺されるという不気味な連続殺人が起きてしまいます。そして現場にはABC鉄道案内が落ちていました。 続くCは、そしてDは、・・・・という話です。

犯人はただの愉快犯なのか? 動機はあるのか? なぜ警察ではなくポアロに予告が届くのか? そしてABCの正体とは??謎は深まるばかりで、前半は完全にポアロが出し抜かれている感じです。

ここから感想書きます!ネタバレありです!



まず感想言うと、見たことがある犯行計画だったので驚きは少なかったですが、それでも面白かったです。見たことがあると言ってもこの話が創られた当時は斬新だったのでしょう。単に僕が読むのが遅すぎただけで(笑)


それは、殺人を隠すなら殺人の中というような計画です。殺したい人物だけ殺したのでは動機から疑われる可能性があるため、わざわざ関係ない人物をABCの順に殺していると見せかけ、本当に殺したいCの人物を覆い隠そうとします。そしてCで犯行を止めてしまうとその殺人が目立つ可能性があるため、関係のないDの付く人物まで殺してしまうという計画でした。そして真の標的であるCを殺す目的は金で、きちんとスケープゴートまで用意しておくという卑劣すぎて失笑してしまうような犯人でした。

ポアロも一言「あなたはフェアでもなければスポーツマンらしい潔さもない」

ただ、予告をすると先回りされ、犯行に支障をきたす恐れがあります。それを防ぐための、場所を誤認させる手段は、頭いいなーと思いました。わざわざ私立探偵に予告状を出していた理由もすっきりして。

この話は度々挿しこまれるカスト氏のエピソードや、なんでもリストにしたがる犯人の癖など、面白い伏線も多くて楽しめました。

くそ、この話先に犯人を知った状態で読んじゃったんだよなー!マジ後悔(笑)

余談ですが、名探偵コナンの劇場版「14番目の標的」や、古畑任三郎の「黒岩博士の恐怖」等も、この話を参考にして創られたのかも知れませんね。
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  1. 2012/12/01(土) 23:46:32|
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