小石川かりんとう

east mattuのブログです

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十角館の殺人

大学に入ってすぐに読んだ、綾辻行人氏のデビュー作、「十角館の殺人」

ほんの少しネタバレします!


これを読み始めた時、僕は別の2つの推理小説を思い浮かべました。

1つは、アガサクリスティの代表作「そして誰もいなくなった」

これを意識して十角館の話が創られたということは明白です。しかし、決して二番煎じ等ではありません。雰囲気や犯人の計画等は確かに酷似していますが、この作品には独自の面白さが、あります。


特徴はやはり、実際に殺人劇が繰り広げられる「角島」と、事件の裏情報等が提供される「本土」の2つの場所で物語が進行していく点でしょうか。一見ガチガチのベタな本格推理小説のようで、しっかり他作品との差別化が図られている気がします。(とは言うもののこの話が創られてから僕が読むまで何年も経過している訳ですがw)

僕が思い浮かべたもう1つの話は、金田一少年の事件簿ノベルスの「電脳山荘殺人事件」 (十角館より後の話ですが、僕は電脳~を先に読んだので)
読んだことがある方は僕がこう思った理由が分かると思います。それは、事件の中心人物たちが皆、本名ではなく、ハンドルネームのような物で呼びあっているという点で共通しているからです。

電脳~にはこのハンドルネームを利用した叙述トリックが用いられていました。 ひょっとしたら今回も似たような仕掛けが施されているのでは!?と思い油断せず読みすすめました。

案の定しかけられてました。不覚にも見抜けませんでしたが。(笑)

全体を通して面白かったです!
ここから先は完全にネタバレします!

















この話のメイントリックを見抜けなかった僕としては、かなり意外な犯人でした。
まず、館主という立場のヴァンが犯人だったこと。普通真っ先に疑われる招待主が本当に犯人だったとは。まさかのカーがヴァンに発した皮肉が現実にwww

そして、終盤まで生き残った2人のうちの1人であるヴァンが犯人だったこと。てっきり、そして誰も~のように実は死んでいたはずの男が~という展開だと思いこんでました。

最後に、言うまでもなく、ヴァンが守須だった点。 確かに、彼だけ呼び名が明らかでなかった事を不審にはおもいました。「モーリスとおもわせようとしてる」という発想が出なかった~~…ちくしょーー!!!(笑)

やられたなって思った点は、ヴァンがアガサの死体を発見した時の描写です。いつ使うか分からない口紅に毒を塗ったため、アガサがいつ死ぬかは当然犯人にも分かりません。大半の読者はあの時、素で驚いていたヴァンをマークから外したのではないでしょうか?(違ったらスンマセン・・)

ま 要するに僕、完敗しました。(爆笑)

最後、守須が事実上犯行をみとめましたね。殺した数が数だし、当然刑は重くなりますね…

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  1. 2012/11/27(火) 23:12:41|
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